コラム:丁寧道(ていねいどう)
20年前アロマセラピストを目指していた時からずっと続けていることがあります。
それはアロマトリートメント施術は、どんな時でも丁寧に行うこと。
世の中にはマッサージが上手な人はたくさんいて、学生のころでも、クラスメイトの中には頭角を現す人もいて・・。
私自身、マッサージが上手になるには経験を重ねることが必要だともわかっていましたが、さて、では自分が今できる最大のものはなんだろうと考えた答えが「丁寧にやろう」ということでした。
マッサージを丁寧にすることは自分でもできる自信がありました。
というか、正直丁寧にすることしかできなかったのです。
最初は合掌から入り、目の前のクライアントさんに感謝し、ひとつひとつの手技に意識をもっていき・・。そしてそれがやがて、こんなに長く仕事が続いている結果に結びついているのです。
それは今でも私の教訓となり、特に何か困ったときや仕事がうまくいかないとき、にっちもさっちもいかないときには、とにかく何でも丁寧にすることにしています。
マグカップやお箸やパソコンやマウス、朝起きて目に入るものに意識し、丁寧に感謝する。もちろん自分自身や家族や仲間にも。
たぶん神頼みに通ずることなのかもしれませんね。^^
茶道や華道があるように、私は「丁寧道(ていねいどう)」のプロレベルになっていると思います。